無制限WiFiは、4G LTEなので全国の地下鉄駅はもちろん、地下駅間でもご利用いただけます。

LTEは、プラチナバンドで周波数が低いので、速度は遅いが地下やビルの影でもつながりやすいです。

地方の山間部や新幹線の中などでも繋がりやすくなっております。

目次

無制限WiFiが地下鉄で繋がるのはプラチナバンドだから

プラチナバンドは、700~900MHzのことを指し、「800MHz」「900MHz」もプラチナバンドのひとつです。

プラチナバンドは携帯電話やスマートフォンに適した周波数とされているため、価値が高い周波数、という意味でそう呼ばれています。

周波数によって電波の性格は大きく変わってきます。

WiMAXの2GHzなどの高い周波数は直進性が高く、大容量データ通信のやりとりに向いています。

しかし、直進性が高いということは回り込みが苦手です。

周波数の高い電波としては日光などの光をイメージすると分かりやすいです。すばやく真っ直ぐ光は届きますが、障害物があると影ができます。影は光が届かない部分です。

LTEのように周波数が低いと回り込みができます。イメージは音です。音はある範囲内であればまんべんなく届きますし、壁が薄いと隣の部屋の声が聞こえるように、やや透過性もあります。

WiMAXの2GHzに比べて無制限Wi-Fiのような周波数の低い700~900MHzはビルや建物を回り込んだり、ある程度は透過するため電波が入りやすいのです。

従って無制限Wi-Fiは地下でも安定して繋がるようになっております。

無制限WiFiはトンネル内でも繋がる?

無制限WiFiはサービスエリア内であっても電波の弱い場所やトンネルなど一部の区間では、ご利用になれない場合があります。

従って全てのトンネルで利用することはできませんが、利用できるトンネルもあります。

無制限WiFiの電波は、厚い土を通り抜けたりはできません。ですから、列車や自動車でトンネル内を通る時には、本来なら携帯電話は電波が届かず不通になります。

最近では各所で「トンネル内不感対策」が取られるようになりました。この「不感」とは、電波が届かない、といった意味です。

トンネル内を通過する場合も無制限WiFiのデータ通信ができなくなることは少なくなっています。

不感対策の費用は、国や協会らが折半して出し合っています。たとえば鉄道トンネルの場合は国が1/3、協会など関係各所が2/3を負担しています。

国では「電波遮蔽対策事業」として予算化しており、毎年計画を立てて不感対策をさまざまな地域で進めています。その為、まだ不感対策できていないトンネルは電波が届かない状況にあります。

無制限WiFiは新幹線で利用できる?

無制限WiFiはエリア内であれば新幹線でも利用できます。新幹線の場合は時速200㎞を超える速度で走行していてずっと同じ場所にいるわけではありませんので、エリア外を走行している時は圏内になって利用できません。

走行していくうちにエリア内になったり、エリア外になったりするので、接続は不安定と言えます。ただ、無制限WiFiの特徴である3キャリア使えるという点は1社のキャリアしか使えないよりは利点となっており繋がりやすさは抜群と言えます。

ただ、解明されていない点があり、Softbankメインで繋がっていて本当にドコモやauに切り替えがなされるかは疑問です。

新幹線も山間部を走っているときは電波が届かないので繋がりにくいです。窓の景色が住宅などの建物など人の気配があるような場所では安定して繋がりやすいです。

新幹線走行中に速度が落ちるようなことはありません。しかし、途中で何度も接続が途切れたりはします。

無制限WiFiは駅間で繋がる?

無制限WiFiは駅と駅の間を電車で走行中も繋がるようになっております。ただし、駅間で山間部などエリア外を走行している時は圏外となります。

ただし屋外を走行中の電車は、さまざまな方向から電波を受けながら走っており、車外の状況(建物や地形など)も刻一刻と変化するため、安定した電波が届かなくなり、つながりにくくなることがあります。

走行中は、止まっているときに比べて電波は不安定といえます。

また、駅で停車中は構内の基地局から電波を受けていますが、駅構内の構造上どうしても車内まで電波が届きにくい場合があります。

特に電波が届きにくい地下鉄などは、走行中、電波がまったく届かない場所もあります。

地下鉄の電車内や駅構内は地上から離れているので基地局からの電波が届きにくくなります。結果的に無制限Wi-Fi端末が電波をキャッチできず、スムーズなインターネット接続ができなくなります。

地下の電波の繋がりにくさは地下鉄だけではありません。デパートやマンションの地下駐車場や地下街などでも同じ結果となります。