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UQモバイルのバンド帯(周波数)とは?

UQモバイルの周波数帯とは電波の周波数の範囲のことで通り道のようなものです。周波数帯ごとに特性が異なります。

各種の電波は特性から、超長波、長波、中波、短波、超短波、極超短波などに分けられます。

スマートフォンを含む携帯電話の電波は極超短波(UHF)と呼ばれ、テレビ放送や警察無線、列車無線、タクシー無線などにも使われています。

300Mhz~3Ghz帯域の極超短波は、現在最も利用されている周波数帯です。

これらの帯域の特長としては開発が十分に進んでおり、利用に関しても活発であり、かつ情報伝達にも優れています。

900Mhz帯域がスマートフォンの無線通信において「プラチナバンド」などと言われる通り、使い勝手が良いです。

超短波よりさらに直進性は高くなりますが、伝えられる情報量が大きく、小型のアンテナや送受信設備で通信が可能です。

直進性が強く、多少の山や建物の陰にも回り込んで伝わり、小規模な送受信設備でも通信できることから、幅広い分野で利用されている電波です。

こうした各種の電波は、さらにさまざまな周波数帯で区分けされています。

どの周波数帯も全国を網羅しておりません。都市部、地方、山間部など、地域によって使われる周波数帯が異なります。

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参考:バンド帯とは

UQモバイルのバンド帯(周波数)は?

UQモバイルは親会社auの回線帯域を使っている格安SIMとなりますので、バンド帯(周波数)もauと同じになります。

バンド周波数備考
12.1GHz主要周波数帯のひとつ
111.5GHz対応エリアは狭い
18800MHz主要周波数帯でプラチナバンド
26(18)800MHz18を内包
28700MHz
423.5GHz

UQモバイルのバンド帯は、au系格安SIMのmineo(Aプラン)、IIJmio、BIGLOBEモバイル(タイプA)と共通になります。

これらの周波数帯の中で最も重視すべきものは、Band 1/18/(26)になります。26は18を内包しているので、18に対応してなくても26に対応しているなら問題ありません。

参考:auバンド帯

UQモバイルのバンド帯(周波数)の特徴

バンド1(band1)

2.1GHz帯(2110-2130MHz)

auの中心の対応バンドの一つで、ドコモやソフトバンクも中心として使っている国内主要バンドです。高い周波数帯となっておりますので、大容量のデータも高速で通信をすることができます。

電波が届く範囲は低周波帯のバンドよりも狭いです。基地局が多ければ電波の届く範囲が狭くても大丈夫ですが、基地局が多い人口の多い都市部で使われています。

バンド11(band11)

1.5GHz帯(1485.9-1495.9MHz)

1.5GHz帯が携帯電話に試用されるまで、800MHz帯が主に割り当てられていたが、携帯加入者の増加につれて、800MHz帯だけでは充分な通信回線を確保できなくなったため、新たに1.5GHz帯が使用されるようになりました。

1.5GHz帯はトラフィック対策として主要駅などでスポット的に利用するのに適しています。

バンド18(band18)

800MHz帯(860-870MHz)

auだけが使用している周波数帯で、低周波帯のプラチナバンドです。

プラチナバンドは携帯電話やスマートフォンに適した周波数とされているため、価値が高い周波数、という意味でそう呼ばれています。

通信容量は通信速度は遅いですが、その分広い範囲に電波が届くという特徴があります。田舎や山間部など必要で欠かせない周波数帯です。

バンド26(band26)

800MHz帯(859-894MHz)

バンド18と同じく、低周波帯のプラチナバンドです。海外で使用されているバンドですが、auが割り当てられているバンド18とほぼ同じ周波数帯です。

2GHzに比べて周波数の低い800MHzはビルや建物を回り込んだり、ある程度は透過するため電波が入りやすいです。

また、基地局から届く電波の範囲も広いので、山岳部などでも1つの基地局がカバーできる範囲が広く通信事業者の負担も少ないです。

周波数帯がほぼ変わりないので、スマホがバンド26に対応していれば、バンド18も利用できます。

参考:プラチナバンド

バンド28(band28)

700MHz帯(773-783MHz)

低周波帯のプラチナバンドです。

700MHz帯は、これまで携帯電話サービスには利用されていなかったが、「2015年から利用できる帯域」として、ドコモやKDDI、イー・モバイルに対して、2012年6月、10MHz幅×2という帯域が割り当てられました。

バンド42(band42)

3.5GHz帯

大手キャリアそれぞれに40MHzずつ割り当てられた比較的新しい周波数帯です。

これまでの携帯電話は、プラチナバンドである700~900MHz帯、1.5GHz帯や2GHz帯、事業者によっては1.7GHz帯を使っています。

この数字が大きくなるほど、一般的に「直進性が高まる」「建物内に届きにくくなる」といった性質があります。

今後割り当てられる3.5GHz帯は、エリアを広く構築したい場合、これまでよりデメリットが多い周波数帯です。

しかし、こうした性質を活かして、「ごく限られたエリア」で3.5GHz帯を使っていこうというのがauの狙いであります。

莫大な通信量となる場所は、繁華街のごく一部となり、そうした場所を3.5GHz帯の小型基地局でカバーすれば良いという考えです。周波数が高いほど、アンテナは小さくできるため、基地局装置の小型化も期待できます。

UQモバイルのバンド帯(周波数)をなぜ確認する必要がある?

掴むことができる「周波数帯(バンド)」は機種によって全く違います。SIMフリー端末、SIMロック解除端末であっても、auが使用している周波数帯の一部を掴むことができない機種も存在します。

ただ、周波数帯の一部を掴めなかったとしても全く繋がらないというわけではなく、他の周波数帯でカバーできる場合もありますので、一概に1つでも欠けていたから使えない機種と判断することはできません。

参考:周波数帯(バンド)とは

UQモバイルでSIMフリー端末を利用するなら使える周波数帯の数が重要

UQモバイルで利用するSIMフリー端末をメルカリや価格.comで購入する際に必要な知識は、UQモバイルの周波数帯に適合していることと、周波数帯の数が多いことです。

多くのUQモバイル周波数帯に適合していれば、混雑している場所などでも、適合している周波数帯が多い端末ほどスムーズに利用できます。

参考:電波の周波数による分類